Ｏ脚
暖かく・・・んっ、暑くなり始めると増えてくるのが女性からのＯ脚矯正に関する相談です。暑くなって来るとスカートを穿いたりして脚を露出する機会が増えるからなのか、寒い時期よりも圧倒的に増えます。
そんな訳で、今日はＯ脚矯正のお話をしたいと思います。
Ｏ脚は、足を揃えて立った状態でも、膝と膝の間が開き、脚と脚の間の空間がＯの字に見えることからＯ脚と言われています。
逆に、足を揃えようとしても、膝同士がぶつかって揃えられないＸ脚もあります。
Ｏ脚には矯正可能な習慣性と、矯正不可能な先天性のものがあります。
先天性のＯ脚とは、成長過程で骨格そのものがＯ脚になってしまっている状態で、この場合は矯正はできません。
習慣性のＯ脚は、内股で歩くいたりトンビ座りをよくしたりして、膝を内に絞り込むような力が継続的に加わったことでＯ脚になってしまったもので、この場合は矯正が可能です。
ただ、いくら習慣性のＯ脚は矯正可能と言っても、昨日や今日にＯ脚になった訳ではなく、長い時間を掛けてＯ脚になっていますから、矯正にもそれなりに時間は掛かります。
Ｏ脚矯正の場合、まずはカウンセリングの段階で先天性か習慣性かを見分けます。矯正可能な場合は、どれくらいの期間でどの程度まで矯正出来るかも見当をつけます。先天性か習慣性かは膝の向きや角度などである程度見分けることが出来ますので、お金を払って施術に通ったのに矯正できなかったというようなことはありません。
また、本当はＯ脚ではないのに、太腿の間やふくらはぎの間に隙間があることから、自分でＯ脚だと思いこんでいる場合もありますので、カウンセリングは必ず行います。
中には、先天的なＯ脚や実際はＯ脚じゃないのに、「治しておかないと骨盤が歪んだり膝が痛くなったりしますよ」とか、「冷えや下半身太りの原因になる」と不安をあおり、サプリメントや器具をセットで何十万もの代金を払わせるようなところもありますので注意して下さい。実際に被害に遭われた方が、私や私の同僚の患者さんの中にいらっしゃいます。
Ｏ脚矯正にサプリメントや器具は必要ありませんし、何十万もの料金がかかることはありませんから、Ｏ脚矯正を検討している方は注意して下さい。
Ｏ脚矯正は、短期間に集中して（期間は3ヶ月まで、回数にして20回前後）施術を行います。
状態の軽いＯ脚の場合は、自宅でのエクササイズだけでも十分に矯正可能です。
Ｏ脚矯正を行う場合は、
Ｏ脚かどうか？
矯正可能かどうか？
どの程度まで矯正できるのか？
施術料はいくらくらい掛かるか？
これらの質問にしっかりと答えてくれるところに相談してみて下さい。
