登山で膝痛?

先日、登山していたら膝が痛くなった方が来院されました。
登山後、2,3日しても痛みが引かなかったので病院で診てもらったそうですが、レントゲン所見も異常がなく、しばらく様子をみましょうと言われ湿布薬と痛み止めの薬を処方されただけだったそうです。
その後一週間経っても痛みが引かなかったので来院されました。

今回の痛みは、下山時の筋肉への負担が引起したものです。
山を下る時には、常に太腿前面の筋肉でブレーキをかけながら下りてきます。つまり、太腿の前面の筋肉に継続的緊張が加わったことで、筋肉が硬縮し関節部分に痛みを出します。
このような場合は、太腿の筋肉をほぐしてあげることで痛みは解消できます。

膝痛だけに限ったことではありませんが、身体の痛みは筋肉の緊張が引起していることが多々あります。
痛みを感じる箇所が、冷えたり雨の前に痛くなるとか、お風呂に入って温まった後は痛みが和らぐといった場合は、まず筋肉の硬縮が原因と思ってほぼ間違いありません。
そんな場合は、筋肉の緊張をほぐすことで痛みを緩和解消できます。

痛みやダルさなどを感じるのは、身体どこかに疲労が蓄積して悲鳴を上げている証拠です。
そんな時は、我慢したり薬で誤魔化したりせず適切なメンテナンスをして下さい。


相模原 骨盤矯正